徹夜明けの疲れた顔をした若者達が朝御飯をしていたすき家を出て、北上川と共に北上していく。僕のみちのくの旅は、いつも川と一緒だ。伊達政宗の時代、北上川は治水工事の結果、山中をゆくこのルートに固定されたと聞いている。こういう工事が、仙台平野を肥沃な一大米生産地へと変えたのだ。動力のない戦国時代に、どうやってそういう工事をするのか、これも調べてみたらさぞかし面白いに違いない。
みちのく自転車の旅 四日目: 伊達のお洒落と食い倒れ
今朝も、阿武隈川沿いをスタートする。川の西側は国道などもあり賑やかだが、東側は土地も小さく、静か。狭い土地にずっと水田が続いていく。早朝で人気もほとんどなく、土の匂いと蛙の鳴き声だけ。農村に暮らすというのは、こういう感じなのだな、と感じ入る。
みちのく自転車の旅 三日目: 愛すべき不器用な会津っぽ達
南から夏を運ぶ薫風に背中を押されて、阿武隈川沿いを一路北へ。 特徴的な切り立った屋根をふいた旧家があちこちに見られる。この辺は冬には雪深くなるのだろう。
みちのく自転車の旅 二日目: 蟻の通り道と小さな会社の良さ
風の強い一日。水田に風が渡るのが見える。平らな関東平野が終わりに近付いていることが僕の足から感じられる。宇都宮は昔から関東を奥州から守る砦だった。今日はここから、白河の関を越えていよいよみちのくへ!
みちのく自転車の旅 一日目: 現代の街道の景色と、30年のビール作り
先日、思うところあって会社を辞めた。季節は初夏。自転車に乗ってどこか旅に行きたいな、そう思うのに大して時間は掛からなかった。どこに行っても必ず思い出深い旅になるという確信もあった。それで、みちのくにゆくことにした。