4月のサイクリングまとめ

前回のまとめをした1月から季節が一つ巡った。相変わらず僕はせっせと自転車に乗っている。理由はいまだによく分かっていない。

最初の大きな変化は、グループライドを始めたことだ。毎週土曜日にこのあたりの道を80km走って1000-1500m登る位の活動をしているグループがあり、そこに頻繁に顔を出すようになった。老若男女様々な人がいて、乗りながら話をするのも楽しい。何度も参加しているとみんなが少しずつ僕に心を開いてくれるのを感じ、出来る話も深まってゆく。ここをまとめているLindaは声に権威があるので最初は先生かと思ったが、聞いてみたら六十代の素材エンジニア。自転車を一番漕げる人がリーダーでないというのも良いところだ。人を束ねる力について考えさせられる。

お向かいさんも自転車に乗っているというのを発見したので声をかけて何度かライドに出掛けた。彼はまだ始めて間もないので峠などは苦手なのだが、彼の友人はもうちょっと乗れるので、その後も何度かあちこち一緒に出掛けている。彼らはビールを飲めるのがいい。週末に自転車に乗るならやっぱりビールだ。

イベントで知り合った人とも連絡先を交換したりと、色々と少しずつ交友範囲が広がっていくのがとても嬉しい。この齢になって新しい友人が出来るというのは嬉しいものだ。

遠くへ行くという企画も続けている。目的地を選び、100-130km位の距離でコースを作る。ここでは自転車は目的ではなくて手段。目に止まるものを写真に撮りながら進む。食事もエナジーバーではなくて、座って食べるところでちゃんとしたものを食べる。コーヒー屋さんやジュース屋さんやワイナリーやバーで休憩をする。時には近くに住む友人と会食をしたりもする。要するに日帰りの旅である。とても楽しい。

ここ数週間は、6月に迫った自転車でのSan Francisco→Los Angeles行に備えてトレーニングをしている。本番は一週間で900km。未だかつてない距離と密度なので、土日を両方使って、二日で250km走るという経験を積んでいる。ゆっくり行き、坂を無理に漕がなかれば行けそうだという感触を得た。本番に向けて必要な備品を揃えたり。おしりが痛くなりませんように。

毎週水曜日は近所の峠を登るという苦行もまだ続いている。4月には今までのスピード記録を二度も塗り替える事が出来た。が、記録を塗り替えるという目標は段々辛くなるからあんまり拘りすぎないようにしようと最近は考えている。そうやって心に余裕が出来ると、春になって咲き始めた道ばたの赤い花に気付いたりできるようになる。

そんなこんなで、週末はやりたい事が多すぎて時間が足りないように感じている。グループライドも出来れば毎週参加したいし、日帰り旅行ももっと行きたいし、負荷を掛けたトレーニングもしたいし、1:1でツーリングに誘いたい人達も多いし…。

今とても人生が充実しているように感じる。

以下、とった写真。クリックすると紙芝居みたいにめくれます。

Cycling 2022 Feb

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